profile:
inspire:tion インスパイレーション
ゆうこ Yuko (ボーカル、愛媛県松山市出身)
瀬木ヤコー Yako Segi (ギター、ボーカル、作詞作曲、兵庫県芦屋市出身)
中越亮佑 Ryosuke Nakagoshi (ベース、エンジニア、高知県高知市出身)
母体は瀬木と中越が寮生活を送る高校時代から組んでいたバンド。卒業後、瀬木が京都大学法学部、中越が大阪大学工学部に進学し、1997年、中越と同じ大阪大学の医学部保健学科に通うゆうこが加わり結成された。2000年前後から中越が中心となってDTMを導入し、ミックスダウンまでの音作りを自ら手掛けるようになった。03年にミニアルバム「Butterfly Jack」を発表後、ポニーキャニオンより1stアルバム「旧世界」でメジャーデビュー。2ndアルバム「天国と地獄」、3rdアルバム「Zion Orchestra」をリリース後、一時活動を休止したが、2008年に再開。以降、自主レーベル「FABSTRUCT」から楽曲を発表している。
2015年に初のハイレゾ楽曲「まちびとの歌」をサイト「mora」より無料で配信。2016年から再び活動を本格化させ、6月に新曲「ノスタルジア」(シングル)、11月に「tiny dance」(シングル)を配信のみで発表した。12月には作家の村田沙耶香さんを招いた音楽と文芸のコラボレーションイベント「コトノハ音楽会」の第1弾を主催。2017年2月には村田沙耶香さんらとの「音楽会」から生まれた曲「藍色さんぽ」を無料配信した。
ゆうこは高知大学医学部に入学し直し、現在は医師。瀬木は新聞記者、中越は映像機器エンジニアと、それぞれが別に職業を持つ。個性も環境もまったく異なる3人を音楽がつないでいる。
news:
03/29
6曲入りニューミニアルバム「ゴーストノートのおどりかた」、配信サイトmoraにて先行配信が始まりました!
通常音源 http://mora.jp/package/43000117/FABA-30001/
ハイレゾ音源 http://mora.jp/package/43000117/FABH-30001_F/
作家の海猫沢めろんさんより、ありがたい推薦コメントをいただきました!
日々の泡のように生まれては消える音が、ぼくの感情をゆらす。西瓜糖世界に流れる音楽は、もしかしたらこんなふうかもしれない。
――海猫沢めろん(作家「夏の方舟」「明日、機械がヒトになる」)
03/06
ウェブサイト、前サイトが検索にかからなくなるトラブルがあり(原因はいまだ不明)、移築しました。内容は変わらずです。今後ともよろしくお願いします!
2017/02/07
作家の村田沙耶香さんらとの「音楽会」から生まれた半インスト曲「藍色さんぽ」の無料配信を始めました。
瀬木の無茶振りに応じて、村田さんが短い歌詞を書いてくれています。soundcloudからダウンロードできます。
https://soundcloud.com/user-845146370/aiiro_sanpo
12/28
4日に開催した「inspire:tion presents コトノハ音楽会」の動画をアップしました。
撮影・編集は映画「ヨコハマメリー」などで知られる盟友、中村高寛監督です。
「movies」コーナーでもご覧いただけます。
https://youtu.be/fdVCyU5WBws12/08
12月12日、京都のFM局「α-STATION」にゲスト出演させていただきます!
16時からの番組「KYOTO AIR LOUNGE」です。
11/24
最近の発表楽曲の歌詞を載せた「words」コーナーを新設しました。
ウェブサイトの消失という不測の事態に直面したのを機に、サイトデザインも一新です。
11/15
新曲「tiny dance」の360度動画PVを発表しました!スマートフォン推奨です。
https://www.youtube.com/watch?v=45WzaI_O1WQ
11/15
新曲「tiny dance」(シングル)をリリース!
https://itunes.apple.com/jp/album/tiny-dance-single/id1171729037
http://mora.jp/package/43000117/FAB-2004/
駆け出したい。ダンス以前のダンスをカラダがうたう。
――赤坂真理(作家「ヴァイブレータ」「東京プリズン」)
11/03
主宰イベント「コトノハ音楽会」を12月4日、下北沢モナレコードにて開催します。
音楽と文芸の豊かな関係を再発見しようというトーク&ライブイベントです。バンドは「inspire:tion with 誉田哲也」。トークゲストに「コンビニ人間」で第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんを招き、創作と音楽の関係などをうかがいます。
2016/06/15
新曲「ノスタルジア」(シングル)をリリース
https://itunes.apple.com/jp/album/nosutarujia-single/id1122498114
http://mora.jp/package/43000117/DISP-001/
どこかに置き忘れた宝物を、思わず、これでしょ?と返してくれる―inspire:tionの言葉と、音色の世界
――誉田哲也(作家「ストロベリーナイト」「武士道シックスティーン」)
discography:
albums:
Butterfly Jack (2003)
旧世界 (2003)
天国と地獄 (2003)
Zion Orchestra (2004)
小さな世界とシェルターボーイ (2010)
残像 LOOP SHOW (2011)
ゴーストノートのおどりかた (2017)
singles:
孤独のオーケストラ (2010)
まちびとの唄 (2015)
ノスタルジア (2016)
tiny dance (2016)
lyrics:
tiny dance
手のひらの体温とざらつきと
回るダンスロックナンバー
何度でもループして
かすれ声のやさしさと臆病さと
響くレイドバックサウンド
眠れない人たちの
毛布にくるまって
夜にまぎれて
踊ろうよ tiny dance
くせ毛を揺らして
運命に怯えて
踊ろうよ tiny dance
目を閉じて感じる君の心臓と
4-on-the-floor のリズム
暗闇に溶け合って
いつも抜け目ない僕らは
この無意味さだって
意味にしてしまうのだろう
朝が来るまで
手を離さないで
踊ろうよ tiny dance
おぼれゆく世界の
悪口で笑って
傷つけ合わないで
踊ろうよ tiny dance
踊れない僕らのステップで転がせ
できそこないの世界を
ほどけない運命の糸をからませ
時には嘘もついて
踊ろうよ tiny dance
朝が来るまで
手を離さないで
踊ろうよ tiny dance
おぼれゆく世界の
くせ毛を揺らして
運命に怯えて
踊ろうよ tiny dance
踊れない僕らのステップで転がせ
できそこないの世界を
ほどけない運命の糸をからませ
時には嘘もついて
踊ろうよ tiny dance
ノスタルジア
雨が煙る街を
走りぬけてゆく誰かの足音
少年はなぜかとても
切なくなって涙を堪えた
きっと明日まだ世界が壊れないように
給水塔の上から星を見にゆこう
声を上げて泣いたら空も溶けだすかな
サラバ ノスタルジア
サラバ 未来の日々よ
音楽はまだ優しすぎるから耳をふさいだ
それは沈黙の歌
夜の底で祈るひとの歌
きっと明後日は世界が壊れる前に
望遠鏡の隙間から星が逃げだした
声を上げて泣いたら空も溶けだすかな
サラバ ノスタルジア
サラバ 未来の日々よ
音楽はほら優しすぎるから耳をふさいで
ねんねころりよ くらい くらい
給水塔の上から星をつかまえよう
声を上げて泣いたら空も溶け出すかな
サラバ ノスタルジア
サラバ 未来の日々よ
音楽はまだ優しすぎるから耳をふさいだ
まちびとの唄
夕暮れはぼくらの時間
笑う声 懐かしい声
浮かんではほどけて消えた
面影ひとつ またひとつ
くるくるまわる空を見上げて
海風の道 下ってゆけば
あの日あの場所 タイムマシンで
不時着したら もう戻れない
朽ちゆく世界の音
あれは誰かを待つひとの唄
遠く祈りを込める
忘れるように 忘れるように
通り雨 止まった時間
思い出も切りさくように
方舟に乗りそびれたら
君の名前を何度も叫ぼう
灯がともる 灯がともる
灯をともす誰かがいる
朽ちゆく世界の音
あれは誰かを待つひとの唄
遠く祈りを込める
忘れぬように 忘れぬように
朽ちゆく世界の音
あれは誰かを待つひとの唄
遠く祈りを込める
忘れるように 忘れるように
向こうの空に響かせた
響かせた まちびとの唄
向こうの空に響かせた
響かせた まちびとの唄
今日のこと
君との共鳴 いつ消えてもおかしくないような
さすらう日々 どこにいても変わらないよね面白いことばかりだけど 何もないけど ひとつもないけど
声をそろえる瞬間の魔法にかかったそれはもうひとりの僕で
ほんのふとした言葉で救われてしまうような遠い昔のこともまるで昨日のことみたいに
遠い未来のこともまるで明日のことみたいに話してる
僕らは今日手に入れたもの 失くしたもの 壊れたもの 壊したもの
もう会えない友だちは優しかったよねそれはもうひとつの嘘で
ほんの少し忘れたら生きていけるような遠い昔のこともまるで昨日のことみたいに
遠い未来のこともまるで明日のことみたいに話してる
僕らは今日それはどうしようもなく僕で
今日が今日であるだけで生きてしまうような遠い昔のこともまるで昨日のことみたいに
遠い未来のこともまるで明日のことみたいに
僕らは今日world's end wonder
やわらかな風が踊りだす
時は満ちてる
溶け出した夜が匂い立ち
朝が目覚めるworld’s end wonder 愛を込めて
惑星が奏でだすメロディー
水は流れる
ハイウェイの下をくぐって
僕は生きてるworld’s end wonder この瞬間の
歩こ 歩こ 独りぼっちで
コンクリートも眠る街を
歩こ 歩こ 空の色の
グラデーションを辿るように
ああ誰だろうな 声がした
「ここへおいで」
誰かの夢に響くレクイエム
空を染めてく
確かなものは何もないけど
僕は息をするworld’s end wonder この瞬間の
歩こ 歩こ 独りぼっちで
アスファルトも眠る街を
歩こ 歩こ 薄明かりの
グラデーションを辿るようにああ何故だろうな 声がした
「ここへおいで」朝ぼらけのテレパシー 僕の街まで
あれはきっと遠い昔の
呱々の声 最期の声
あれはきっと遠い未来の
笑い声 泣き声歩こ 歩こ 独りぼっちで
コンクリートも眠る街を
歩こ 歩こ 空の色の
グラデーションを辿るように向かい風を頬に受けて
風来坊のような気分で
愛を込めて時を越えて
世界の果てで待ち合わせをああ泣きたいな 声がした
「ここへおいで」おやすみ、さよなら
小さな時計の音が暗闇に響くころ
街はもう海の底 眠れ 眠れ
色あせた思い出も
守れそうのない約束も
みんな燃えてしまうから 眠れ 眠れもう何も失くさない
明日の朝からは
おやすみ、さよなら
長い長いお別れをいつかきっと虹の下で君を想い歌いましょう
かすれ声で歌いましょう 眠れ 眠れさいごの時はいつも知らぬ間に過ぎるのかな
知らない景色の中に消えるのかなもう何も失くさない
明日の朝からは
おやすみ、さよなら
長い長いお別れをいつかきっと虹の下で君を想い歌いましょう
かすれ声で歌いましょう 眠れ 眠れmovies:
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